容姿・経歴・その他メモ

画像はカスタムオーダーメイド3D2で作成。

「世界という物語は、幸せな結末を望むものです。｜千夜《アルフ・ライラ》、結末を告げに参りました」
「私という物語は、どんな結末を望んでいるのでしょうか……？」

○情報：ヒーロー、UGN：６
　エジプトで活動するヒーロー。褐色の肌をした少女で、風を操る能力を持つ。
　ヒーローとして名が知られたのはここ２年ほどだが、新人とは思えないほど目覚ましい活躍を見せ、エジプトのヒーローランキングではすでにベスト50にランクインするほどとなっている。
　その活躍とは裏腹にプライベートは謎に包まれている。報道各社のインタビューなどにもほとんど応えておらず、数少ない記録映像では寡黙な様子が見て取れる。
　ただ、『物語』という概念や単語には強く執心しているようで、彼女の口から洩れる言葉の多くはそうした物に関連している。

○情報：ヒーロー、UGN：１３
　その正体はライラー・タッバールという少女。その家名とオーヴァード能力を除けば、本が好きなだけのごく普通の少女に過ぎない。
　彼女の出身、及び現在の所属であるタッバール家はエジプトにおける名の知れた名家であると同時に、幾人ものオーヴァードを有する半独立勢力でもある。さらに、不確実な情報ではあるものの、レネゲイドに関連したある種の秘儀を伝承し続けていると言われ、その動向には注意が必要である。
　余談だが、「タッバール」という単語は「太鼓の叩き手」を意味する。

○情報：ライラー・タッバール：３０
　私の中には、数多の「ライラー」が宿っています。「ライラー」とは、かつてこの世に存在した、オーヴァード能力を宿した女性たちの事です。
　これは、私の一族の間で脈々と受け継がれてきた力。彼女たちは意志を持たず、意識を持たず、ただ指向性のない力としてのみ、私の中に存在します。
　単なるレネゲイドの残響に過ぎない、と言えばその通りなのでしょう。だけど、私はこの力には意味があると思いたい。だって、私の母さまもまた、ライラーだったのですから。
　ライラーは私で千人目。だから、私は「｜千夜《アルフ・ライラ》」。これは、一族以外の誰にも言えない、秘密。

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